チェルノブイリの歌声
〜みなさんからのお便りのコーナーです〜


 昨年と今年のカレンダー共に胸があつくいっぱいになります。特に表紙と裏表紙を見くらべますと、胸がはりさけそうになります。昨年のカレンダーもどうしても捨てられず本棚に飾っています。私は時々しか寄付金を振り込めませんが、ボランティアできないかわりに、一所懸命に働いて、そのお金を寄付させてもらっています。少額しか寄付できませんが、1人1人の気持ちが集まりますと大きくなるのに感動しています。(秋田県・Yさん)            

 1月24、25日にデパートで「チェルノブイリ子どもの絵画展」をやりますが、今、実行委員会のメンバーと準備している所です!募金活動もします!昨年12月27日にチャリティライブ(私はバンドをしている)をした時に集まった12,600円も寄付させてもらいます!ライブは私のオリジナル曲10曲と手話コーラス3曲(童謡)と自主制作映画の上映と、現代美術の作品展示という変なくみあわせの企画でした!けっこう楽しく出来ました!(絵展のテーマは、母と子と考えるキッカケになればということを考えて、色々と行動しています。(福井県・Tさん)

 チェルボナ・カリーナ来日楽しみにしています。また、美しい声、かわいい笑顔に会える事、嬉しいです。 (東京都・Fさん)

 被害と今も戦っておられる子どもたちや家族のことを、平和な日本に安穏として考えている私どもなど、それだけで大変な罪をおかしているような気がいつもします。代われるものなら代わってさしあげたいと思いもしますが、チェルノブイリの子供たちの笑顔をみますとそれもよけいなこと、私どものようなものでもできるだけのことをすることが、今、被害にあわれた方々を力づけることになるのだと思います。(東京都・Hさん)

 子どもたちが描いた絵や、カレンダーの写真などを見て、また、いろいろな資料を読んで、改めて衝撃を受けました。とても悲しいことですが、希望をもってお手伝いを続けさせていただきたいと、深く心に刻みました。 (神奈川県・Oさん)

 年末のTVでクラスに呼びかけて集めました。ある女の子は、弟とじーちゃん、ばーちゃんで集めてくれたそうです。(新潟県・水沢中学校3年3組のみなさん)

 亡夫の香典返しをやめて、故人の遺志ですので寄付します。有効に使ってください。(福岡Tさん)

「この卒業論文(制作)は、この4年にわたって私が大学で学んできたこと、とりわけロシア語、ロシア文化、そして文芸学と、その間「チェルノブイリ」の救援活動に参加してきた経験とを結合させる集大成として作成するものです。また、今後の自分自の活動の足掛かりとして、さらにほんの僅かでもこれがこれからの「チェルノブイリに役立てばと思いつつまとめるものでもあります」

 *上記の書き出しで始まるこの卒論(95ページにも及ぶ大作です)は、スタッフとして2年間子ども基金に関わってくれた平野進一郎さんのものです。当基金ニュースの編集や、日常のこまごまとした業務まで、「子ども基金」は、彼の誠実な仕事ぶりにどんなに助かったことでしょう。彼は、モスクワ放送に就職が決まり、チェルボナ・カリーナの来日直前に、モスクワに旅立ちます。前途を祝うと共に、誠実で謙虚でかつ勉強家の平野さんに敬意を表し、今後折りを見てこの「論文」を皆さまにも披露したいと思っています。


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