ベラルーシのミンスク郊外にある「希望21」は、汚染地に住む子どものための学校サナトリウムです。夏休みの間、ここを借りて行なう特別保養も、今年で3年目になります。今年の夏には、約200人の甲状腺の手術を受けた子ども子どもたちを招待して、その中で第2回目の文化交流会「元気フェスタ」を行ないました(基金ニュース32、33号参照)。 「元気フェスタ」;7月25日〜8月3日 特別保養期間;7月12日〜8月3日 招待者;195人甲状腺の病気で手術を受けた10〜15歳の子ども 元気フェスタについては、基金ニュース32、33号も参照していただきたいのですが、3月の一般公募で問い合せのあった160余名の中から最終的に18人の日本人ボランティアが参加しました。 ボランティアの指導によりさまざまな日本文化が教えられ、子どもたちに楽しませることができました。また、サナトリウムの先生方や付き添いの人たちも熱心に学ばれ、これから多くの子どもたちにも伝えられることでしょう。日本からも自分たちを支援する人々がいるということを感じて、少しでも希望を持ってくれたらと願います。 前号の呼び掛けで事務局によせられた子どもたちへのおみやげは、ボランティアの方々の手で希望21の子どもたちに届けられました。日本三曲協会からは2面の箏などの寄贈がありました。 交流会最終日には、子どもたちに日本料理やお菓子を味わってもらいました。この食材や資材などをはじめ、参加ボランティアの方々からのさまざまな形でのご協力もいただきました。参加してくださったボランティアの人たちをはじじめ、ご協力いただいたすべてのみなさまに心から感謝いたします。ありがとうございました。 |