チェルノブイリ原発事故から12年が過ぎた今も、ベラルーシ・ウクライナの被災地では、子どもの甲状腺ガンの増加など、あらゆる問題が起こっています。 『チェルボナ・カリーナ』は、チェルノブイリ原発からわずか3.5キロの町・プリピャチからの避難民の子どもたちが結成した民族音楽団です。彼らの故郷は、この先何百年も人の住むことができない死の町となってしまいました。96年、98年と、2度の来日公演で各地に救援を訴えてきた『チェルボナ・カリーナ』。そのメンバーのリーダー的な女性であるナターシャ・グジー(18歳)を「救援活動のため」日本に招へいします。バンドゥーラという民族楽器を弾きながら独唱する美しい歌声は、過去2度の来日公演でも大好評でした。彼女も避難民です。日本いろいろな町や学校でナターシャヤのコンサートを催して、チェルノブイリ事故の被害がまだ続いていることを、歌と楽器で人々にアピールし、さらに募金と支援を訴えたいと思っています。 ナターシャ・グジーの舞台は、30〜60分可能です。来日期間は3〜5月の予定です。 またチェルノブイリの写真展、子どもたちの絵画展、広河隆一の講演会などを一緒に行なうことも可能です。交通費、宿泊費、食費などは開催者負担でお願いします。この他に、彼女の滞在費援助も兼ねて、出演料を準備していただきます(会場の規模によって相談)。また、チェルノブイリの子どもたちのための募金も集めていただければ幸いです。 もしこうした企画にご興味を持たれましたら、ぜひご連絡ください。 チェルノブイリ子ども基金事務局(園山 美恵) 電 話:03-5376-7897 FAX03-3327-1448 |