ベラルーシのサナトリウム「希望21」とウクライナの「南」を訪問


 この夏行なわれた“元気フェスタ”(注1)に写真展事務局から向井千枝(高2)さんが参加しました。応募者多数の中から選ばれた千枝さんは日本文化教室で、陶器作りと千代紙の小箱作りを担当しました(写真は陶器教室で壁掛けの花瓶作りを行なっているところ)。

 もう1枚の写真は、ベラルーシの学校サナトリウム「希望21」でマクチンスキー所長に薬(注2)を手渡しているところです。元気フエスタ終了後、山形から参加の村形さんと千枝さんだけが(*現地通訳同行)ウクライナの救援団体、診療所、保養所の視察も行ないました。この診療所にも、現地の人たちから要請された医薬品を届けました。

 子どもたちの保養の様子や文化交流の様子など詳しくは、ビデオと話による「報告会」を開きますので、興味のある方は、ぜひご参加下さい。

 なお、千枝さんの通っている高校の文化祭(別項参照)でも元気フエスタの報告と、チェルノブイリの子どもたちの絵画展を、友人たちの協力のもと、9月12,13日と行われました。

(注1)“元気フエスタ”;チェルノブイリ子ども基金では、甲状腺の手術を行なった子どもたち190人をベラルーシのサナトリウム「希望21」に夏の期間、特別保養させました。その保養中に日本の文化や芸術を伝えるボランティアを派遣し、子どもたちの健康回復につながるような(希望をもってもらうための)催し“元気フエスタ”を開催しました。

(注2)今回、「埼玉県国際交流協会」より医薬品代と渡航費の一部を援助していただきました。ありがとうございました。


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