「ナターシャと遊んだこと」 私がナターシャと最初に会ったのは、パン工場のレストランでごはんを食べる時です。最初は、はずかしくて、なれなかったけど、だんだんなれて言葉が分かるようになりました。 ナターシャは日本語を分かろうとしてがんばっていて、私のいったことを、良く理解していました。私が最初に覚えた言葉はスパシーボ、ありがとうという言葉です。その言葉を通していろいろな言葉が分かりやすくなりました。ナターシャはブランコを見た時「なんだろう」と言ったので「ブランコだよ」と教えるとブランコに乗りました。ちょっと恐そうにしていました。オニごっこもしました。私の宝物をあげると不思議そうにみていたけど、うれしそうにしました。 私もナターシャの住んでいる土地のチョコレートとマトリョーシカ人形をもらいました。 ナターシャはスイカとトウモロコシが大好きで、ナターシャの食べたお皿にはスイカの皮がいっぱいのっていました。 ナターシャの気持ちを考えると私を一番好きなのかな、と思って直美さんに友だちだよねって聞いてもらったら、親友だよ、と言いました。6年生の交流会では、体を使って遊ぶのをとても楽しそうにしていました。自分からお母さんにもやろうよ、と言っていました。 私は、もっと大きくなって、電車に乗って、飛行機に乗ってベラルーシに行ってナターシャに会いにいきます。私が行くまで病気に負けないで元気でいてほしいです。 私は、募金やバザーをする人のお手伝いをして薬を届けてあげたいのです。 スパシーボと言う言葉は、気持ちが良くなる言葉です。 スパシーボ ナターシャ (菅生葉菜子) |