里親制度は、月々50$(約6000円程度)を、最低2年間支援を続けることをお約束いただき、薬代・生活費にさえ困っているひとりの子どもを支える制度です。この里親制度に興味がある方は、ぜひ事務局までご連絡ください。 きっと、神様は運命として、私とあなたを引き合わせて下さったのでしょう。というのも私はキリスト降誕の日(ロシア正教のクリスマス)に生まれたからです。私の両親はとても貧しい暮らしをしています。税金の未払いで、コルホ−ズ(集団農場)からお給料が支払われていないのです。その一方コルホ−ズで生産している作物はとても安く買いたたかれてしまうので、ウクライナの人々は皆とても貧しく、とくに私のような病人がいると、薬や食べ物にもたくさんのお金が必要で、ほとんど物乞いのような暮らしになってしまいます。ですから私は、神様があなたに、この世のありとあらゆる幸せを贈り、そしてどんなものでもあなたの夢が叶うように、心からお祈りしています。 私にとってあなたは、草や木を育む、降り注ぐ太陽の光のような存在であり、そしてまさにあなたのような方々のおかげで、私はこの世にいまだ生き、私を取り巻くこの世界を目にするチャンスを与えられているのだと思います。私はお裁縫をしたり、音楽を聴くのが好きです。それから時々お母さんの家事を手伝ったりしています。深い尊敬を込めて。 里親を見つけて下さって本当に有り難うございます。困難な時代にあって、僕たち家族の暮らしは大変で、こうした支援は僕たちにとってとても大きな意味のあるものです。僕のように困難な暮らしを強いられている子どもたちがいることに心を痛めている人々がいることを、僕はとても嬉しく思います。最後に、もう一度、皆さんの支援や援助に対して感謝します。 私の娘を受け入れて下さりありがとうございます。あなたからの支援金で、服、食べ物、飲み物、果物などを買うことができます。私は足が不自由で歩くのが大変なので、娘は自分で買い物をしています。私は足が痛くて歩くことができず仕事もやめてしまいました。 ターニャは病気にもかかわらず学校で頑張って勉強し、4と5(評価点5が最高)をとって学年を終了しました。 最後にもう一度心から御礼申し上げます。どうかベラルーシにいらしてください。 今は一年のうちでも一番良い季節です。うちには菜園があります。これは困難ななかを生き抜いて行く助けとなっています。ぼくは9年生(日本でいう中学3年生)を終えたところで、夏休みには菜園の仕事を手伝います。泳いだり日焼けをすることがとてもすきなので、ぼくは夏が大好きです。8月には黒海に休暇を過ごしに行きます。両親は働いていますが、給料は受け取っていません。もし貴方の援助がなかったら、ぼくたちはどうなっていたか分かりません。この援助はぼくたちにとって大きな支えとなっています。貴方のくださったお金で、母はぼくに食料とか必要なものを買ってくれます。尊敬と感謝をもって。 きょう私たちはまた貴方からの援助を受け取りました。貴方の援助のおかげで、私たちは息子にもう少し良い治療を受けさせてあげられる可能性がでてきました。貴方の支援と賛同が、私たちの家族を崩壊させた苦難を打ち破る助けとなっているのです。私の息子の病は以前ほど私を悲しませません。 私は時々あなたの写真を見ては、こんな遠いところに私の第二の両親がいることを幸せに感じています。私は心から貴方に感謝しています。私たちはあなたとあなたの親切な心を片時も忘れたことはありません。 私たちのウクライナは危機的状況にあります。失業者や解雇者の数はさらに増え続けています。飢えと戦争だけはまだ起こっていないのがせめてもの救いです。 息子は今度7年生(日本の中学1年)になります。夏休みにはチェルノブイリ被曝者優待で2週間サナトリウムで保養します。彼の健康状態は今のところ普通です。これからもこの状態が続くことを祈っています。 |