チェルノブイリ17周年救援コンサート

4月27日(日)日比谷公会堂


 ♪2003年4月26日、チェルノブイリ原発事故から17年を迎えます。毎年事故の起きた春に、私たち「チェルノブイリ子ども基金」は被害が今なお続いていることを訴え、救援を呼びかけるためにさまざまなキャンペーンを行なってきました。

 ♪今年は、チェルノブイリ避難民であるナターシャ・グジーによる歌とバンドゥーラ演奏に、チェルノブイリに関心を寄せてくれた若いアーティストたちとの共演による「Chernobyl&the Earth―チェルノブイリと地球―」と題したコンサートを開催します。

 ♪共演のEGO-WRAPPIN'(エゴラッピン)の中納良恵さんは、魅力的な歌声の持ち主です。テレビの主題歌などでも聴き覚えのある方も多いと思います。

 ♪さらにDOUBLE FAMOUS(ダブルフェイマス)、little creatures(リトルクリーチャーズ)、acoustic dub messengers(アコースティックダブメッセンジャーズ)から4人の方が出演します。

 ♪ナターシャの声はますます磨きがかかり、去年に比べて格段と成長しています。CDや以前にコンサートで聴いてくださった方も、ぜひおいでください。

 ♪また、当基金代表の広河隆一による写真展、「チェルノブイリ・核の傷跡」を開催します。約65点の写真に加え、「はだしのゲン」などを発表してきた講談師、神田香織さんの「チェルノブイリの祈り」、広河隆一のトークショー、ナターシャ・グジーのミニライブも開催。講談という今までとは違う方法でチェルノブイリを伝えていくことを私たちも楽しみにしています。神田さんは、今後も全国各地で上演予定です。

 ♪このキャンペーンが一人でも多くの方にチェルノブイリのことを思いおこし、考えていただけるきっかけとなり、救援の輪が広がることを願っています。

 ♪コンサートと写真展で寄せられた収益は、すべてチェルノブイリ被災地の子どもたちの保養費、医療費、医薬品代、サナトリウム運営費などとして活用されます。

♪収容人数2000人という今までの子ども基金主催のコンサートでは最も大きい会場です。首都圏にお知り合いがいらしたらぜひ声をかけていただきたいと思い、全国の方にご案内のチラシを同封しました。

♪このコンサートに賛同していただける方は東京コンサート賛同金(1000円/一口)をお寄せください。チケットをお求めの方は、同封の振込用紙もご利用ください。

♪首都圏の方には準備会とご協力のお願いの手紙も同封しました。ご協力いただければ幸いです。

ニュース目次へ