ナターシャ・グジーコンサート主催者から


2/28 町田市民ホール 
ヒロシマの訴え・チェルノブイリの希望の歌

 非核平和都市宣言20周年を迎えた町田市では、この2月、市民の企画・運営によるさまざまなイベントが町田市主催で行なわれました。「非核平和のこころ」を広く市民に、とくに若い世代に知ってもらいたいという思いから多くの市民が関わりました。「町田 子ども・本・文化ネットワーク」では銀林さんとナターシャさんを招いた「お話とコンサートの夕」とチェルノブイリの子どもたちの絵画&広河隆一写真展を開催しました。中高生への参加も呼びかけ、「生きていたい」(小学館)の詩の朗読やナターシャさんとの「ふるさと」「翼をください」の合唱ができたこともすてきなことでした。「一緒に歌えてよかった」「ナターシャさんのことからチェルノブイリのことを知った」「銀林さんの話で劣化ウラン弾のことを初めて知った」などいろいろな声がとどいています。

 ギャラリーで足を止め、じっと写真や絵に見入る若者の姿も多く、印象的でした。そして、市内の先生方の子どもたちへの働きかけも含めた多くの市民とのつながりと協働の力、そうした市民の活動を支えた行政の姿勢に新たな運動の広がりを感じました。

(町田 子ども・本・文化ネットワーク 小寺美和)


写真提供:小寺さん

 

2/8 八王子市南大沢公民館
とどけ歌声 子どもたちの未来のために

 平和で幸せに生きること。誰もが望むこのささやかな願いを一瞬にして奪った17年前の出来事を、少しでも多くの方に思い出していただき、次世代を担う子どもたちに伝えたい、との思いからコンサートを開催しました。ナターシャの哀切で透明な歌声には、発病している子どもたちを思う気持ちにあふれ、広河隆一氏による現状報告、写真展からは悲惨な後遺症が映し出されました。事故で失われたものへの痛切な悲しみと、死におびえる悲劇は続いているのですから…。

 変えることのできない「ふるさと」を歌うナターシャの涙に、17年という時の流れに抗しきれない無力さで心が揺り動き、思わず涙があふれ会場からも、沢山の拍手が贈られました。「すばらしいコンサートでした。チェルノブイリをもう一度考える機会をいただきありがとう。これからもがんばってください」と、多くの感想も寄せられました。ナターシャに出会えてよかった。たくさんのご支援、ご協力をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

(東京マイコープ本部くらしの委員会・坂本美代子)

 

東京コンサート準備会から

 ♪3月8日日比谷でイラク攻撃に反対する大きな集会&ピースパレードがありました。ほかのボランティアの方々と一緒にチラシまきをしました。イラクの子どもたちもパレスティナの子どもたちも安心して暮らしてほしい。そう平和を願う市民があふれる場所で、チェルノブイリの子どもたちのことも、また知ってもらうことができました。東京のコンサートも同じ日比谷で行われます。公会堂を満席にしたいという思いで宣伝につとめています。

(東京コンサート準備会 向井)

 

日比谷公会堂(定員2074人)でのプログラムの広告を募集します。
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