里親募集・奨学生からの手紙


 98年夏から開始した「甲状腺手術後の困窮家庭にある子どもための里親制度」ですが、現在150人以上の子どもたちを支える規模になりました。

 この制度は毎月50ドル(約6500円…レートによって変動。ほかに経費がかかります)を最低2年間支援を続けることを条件に、薬代・生活費にさえ困っているひとりの子どもを1対1で支える制度です。興味をお持ちの方は、事務局までお問い合わせください。検討していただくための資料を用意しています。

 前号で紹介した支援を必要としている里子の里親が決まりました。ありがとうございました。2001年1月から開始した甲状腺手術後の青少年のための奨学金制度。甲状腺手術後、或いは重い病気を抱えながら、経済状況が厳しいため勉強の継続が困難な学生に、一人につき、月50ドルを支援しています。(奨学金は奨学生基金によって支えています。)

奨学生からの手紙

 こんにちは、みなさま。今日奨学金を受け取りました。どうもありがとうございました。とても助かります。私は化学療法を受けて退院してきたばかりです。医師たちは前がん症状と見ています。でも家族や親戚が私を支えてくれるので、めげずにいます。救援団体「困難の中の子どもたち・ゴメリ」でも大きな理解を持って私に接してくれます。これは私にとって大事なことです。他人のことには無関心の人々だっているのですから。

 10日後にはまた入院しなければなりません。私はよくなると思っています。

G.ナージャ(ベラルーシ)

 

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