里親募集・奨学生決定
【里親募集】
98年夏から開始した「甲状腺手術後の困窮家庭にある子どもための里親制度」ですが、今までに170人以上の子どもたちを支えてまいりました。この制度は毎月50ドル(約6500円…レートによって変動。ほかに経費がかかります)を最低2年間支援を続けることを条件に、薬代・生活費にさえ困っているひとりの子どもを1対1で支える制度です。興味をお持ちの方は、事務局までお問い合わせください。検討していただくための資料を用意しています。 【奨学金制度】 2001年1月から開始した甲状腺手術後の青少年のための奨学金制度。甲状腺手術後、或いは重い病気を抱えながら、経済状況が厳しいため勉強の継続が困難な学生に、一人につき、月50ドルを支援しています。(奨学金は奨学生基金によって支えています。) ■第6回奨学生決定! 6月から新しく3人が奨学生に決まりましたのでお知らせします。 B・アレクサンドラ 22歳/女/ベラルーシ国立技術大学印刷・出版学部3年 甲状腺ガン。過去2回の治療用と1回の診断用に放射性ヨード治療を受ける。Lチロキシンとカルシウム剤服用。2003年1月、障害者の再検査によりレベル3(無期限)とされる。30%の労働能力を喪失。慢性腎炎・貧血・高血圧の兆候。母は年金生活者。父はエンジニア。 T・パーヴェル 18歳/男/ゴメリ国立交通大学工業・民間建設学部1年生 甲状腺ガン、心臓疾患を抱えている。母は鋳造・部品工場に勤務。父は離婚のため別居。卒業後は人々に仕事と個別の住宅を供給できるようになることを望んでいる。 B・ナターリヤ 20歳/女/国立ゴメリ大学史学部2年生 甲状腺ガン、心臓病、脊柱側わん症を患っている。母は衛生局の消毒係に勤務。父は離婚のため別居。卒業後は歴史と英語の教師になることを望んでいる。 ■奨学生基金 会計報告 現在33人の奨学生を支援しています(4人の学生が卒業しました)。たいへん遅くなりましたが、「奨学生基金」の会計報告です。 |
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収入 2000年奨学生基金 16,983,234円 合計 33,116,468円 |
支出 困難の中の子どもたち(14人分) 1,323,180円 2001年奨学生基金 16,133,234円 チェルノブイリのサイン(14人分) 1,213,640円 家族の救援(4人分) 772,095円 子どもたちの生存(1人分) 38,040円 合計 3,346,955円 奨学生基金残金 29,769,513円 ・奨学生へは現地救援団体を通じて$で支援。 |
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