ナターシャ・グジー・コンサートを終えて チェルノブイリのことをできるだけ多くの人に知ってもらい、救援を呼びかけるためのキャンペーンとして、様々な市民団体・学校・個人の方のご協力を得て、ナターシャ・グジーのコンサートを開催しています。今回は、1月11日に大阪・堺市でコンサートを開催した「うたごえサークルぐみの木」からの報告をお伝えします。 「未来に手渡したいもの」 私たち「ぐみの木」は、昨年15周年を迎え記念コンサートを開催するにあたり、来ていただいた方に喜んでもらい、何か世のためになるものにと考えナターシャさんをお迎えすることになりました。コンサートの1ステージとして8曲歌っていただきましたが、透明な歌声と美しい姿とその人柄は、聴いている方すべてを魅了しました。ここでは、当日のアンケートを紹介します。 ▼アメイジング・グレイスにもう涙、涙。ナターシャさんの心の叫びがじかに伝わってくるようでした▼遠い国でチェルノブイリのことを聞いてもらえることが子どもたちの励みになっているという話に、一人でも多くの人たちと連帯して、よい国・世界にしていくためにがんばりたいと思った▼私は大きな手術を2回して人生を少々恨んでいましたが、ナターシャさんの声と演奏を聞き、本当に生きていてよかったと涙が出ました。あんなに澄んだ美しい声は70年生きてきて初めてでした。 などなど、舞台係の方までCDを買ってくださったくらい皆さん感動してくださいました。ナターシャさん、聴いてくださった方、このような出会いの場をつくれたことに「ぐみの木」一同本当に感動しています。私たちのコンサートを機に、少しでもナターシャさんの歌声と支援の輪が広がればうれしく思います。 うたごえサークルぐみの木 田中
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