東京4/21「里親交流会」参加者のこえ
参加:里親14組15名+事務局2名(途中、理事ら4名参加) ○=里親の意見 ■=事務局
○何か自分で継続してできることがあったら、と思い里親を続けている。
○娘が86年生まれだったことが、里親になったきっかけ。手紙は季節の便りを出すくらい。
○自分は(文通など)特に何もしていないので、他の人はどうしているのか知りたいと思った。
○4年前から里親になった。2年ぐらい前から年賀状を出している。直接返事がないので届いているのかどうかわからない。
■佐々木 現地の郵便事情は今もよくない。手紙や荷物は届かないこともある。外側がきれいだと中にいいものが入っているように思われて開けられてしまうこともあるため、わざと地味な切手・封筒を使って出している。
○カタログハウスでの澤地さんの記事がきっかけで里親に。手紙の返事をなかなか出せない。
○事故後、国際薬学会の役員だった。その後忘れていたが2001年に初めてベラルーシの知人を訪ねた。ベラルーシは大体全部まわっている。
○個人の顔が見える支援をしたくて里親を始めたが、言語の問題がある。残留孤児の引き受けをしていた
○ロシア語関係の仕事をしていた。これから手紙などで交流をしていきたい。
○初めて3月に手紙を書いた。今回は翻訳を依頼したがいつかロシア語で手紙を書きたい。
○3人の娘のうち次女が86年生まれ。原発事故に不安を感じていた。知人から里親制度を聞いた。最近手紙がこないので心配。
○里親になって1年目。他の人の話が聞きたくて参加した。
○以前の里子(ウクライナ)は、病気がちで働くことができず家の手伝いをしている。現地救援団体から、もっと大変な子どもがいるからそちらを支援してほしいと言われた。最初の里子の支援は終わったが、自分では今でもつながっているつもり。支援を止めた方がいいと言われた子どもを、たとえば30ドルなどで続けるなどできないか。
○スパッと支援を打ち切るより、ワンクッションあった方がよいかもしれない。
○現地救援団体からのコメントは「経済状態が安定しているから支援をやめてもよい」と、子ども基金からは「自分で判断してください」という連絡だった。なかなか自分では決められない。団体側で判断して決めてほしいと思う。
○50ドルというお金がどのように役立ったのか知りたい。
■向井 50ドルプラス1割をいただいているが、そのうち1割は現地と事務局の運営費に使っている。不足分は一般募金から当てている。
○為替の変動の影響がある。50ドルで本当によいのか。物価は急激に上がっている。
■向井 支援金の50ドルはあくまで医療費や生活費の一部。また、使い途は指定していない。
■佐々木 今回訪問したある里子の父親は、支援金を子どもの手術費用のために貯金していて、今までまったく使っていなかった。
○事務局の人が現地を訪問する前に、里親全員に知らせてほしい。手紙など託したい。
○事務局スタッフが行くときに、里親が行く機会があれば一度は行ってみたい。
■向井 全体としての募金は減っても、一対一の関係がつながっていれば本人は助かる、という考えで広河さんは里親制度を始めた。事務局では特に里子訪問のためのツアーなどは今のところ予定していないが、夏の保養の時期など、スタッフが行くときに日程が合えば、里子と会う機会を作ることはできるかもしれない。
【事務局 注】★みなさんの意見をなるべく今後の支援に反映させたいと思っています。里親のみなさまには別途手紙を同封しました。★名古屋会場での意見は紙面の都合により次号に掲載します。
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