●次回の帯広集合日は11月20〜23日です。晩秋の十勝原野で乗馬トレッキング、牧場でのサウナ&バーベキュー、地ビール&手作りハム・ソーセージで超有名なレストラン「ランチョ・エルパソ」の旧店舗取り壊し“お別れ”ドンチャン大宴会などです。「十勝自然王国」については<http://www.smn.co.jp/takano/tokachi.index.html>を。
●旭油脂の北海道の大地に根ざした優れもの食品をオンラインで!
本通信で何度か紹介している旭川市の旭油脂株式会社が11月初にホームページを開設<http://www.forsel.com/asahiyushi/>、無農薬ひまわり油をはじめ北海道の大地に根ざした優れものの食品をオンラインで注文し、代金引換で受け取ることのできるシステムを稼働させました。インターネットに繋がっていない方は、同社お客様センター(フリーダイヤル:0120-312-333)でも注文できます。
◆「ひまわり油一番しぼり」(660g瓶×2本セット)4000円を、現在3200円、郵送料無料で特別販売中。9軒の無農薬栽培契約した農家から集められた種子を、11月2日から有機溶剤など一切使用せずに古来から圧搾法で搾油した、まさに搾り立ての旬の商品。ひまわりの風味を残し天然のビタミンEをたくさん残した風味豊かな究極の植物油です。
◆「北の国だより」(国産第一号の無添加「大雪からし」、全国唯一の無農薬「ひまわり油」、原料素材にこだわった「煮物しょうゆ」、オリゴ糖を含む唯一の砂糖「甜菜糖」の4点セット)が3000円。贈答用にもどうぞ。このからしも逸品で、北海道の自然に合うように開発した品種を美瑛町の熊谷農園で栽培した、全国唯一の純国産無添加和からしで、今年はひまわり共々、近年では最良の種子が採れたようです。「北の国だより」には、菜種油を加えた5000円セットも新たに登場しました。ひまわり油はドレッシングなど生食用に、菜種油は揚げ物や炒め物に好適です。
日本の加工食品がコスト低減のためにほぼ全面的に輸入原料に頼ってきて、今さら米国やカナダなどの遺伝子操作によるなお安い原料による輸出攻勢にあわてふためいている現状で、早くから心ある農家と手を組んで北海道の自然が育む安心できる材料にこだわって製品を開発してきた旭油脂の姿勢は賞賛に値します。「安くて危ないものより、少し高くてもいいものを」と思うみなさんは是非応援して下さるようお願いします。私は先ほどメールで注文しました。
●《研究》韓国の石鍋とは?
本通信No.12の「お米とご飯」研究で「私の家では韓国の黒石の鍋で炊く」と書いたところ、「それ、何?」というお問い合わせが1〜2あったので、ご参考までに若干の蘊蓄を。
石焼きビビンバの鉢にも使われているあの黒っぽい石は、「角閃石」と言って、韓国・全羅北道の長水というところで採れる自然石で、埋蔵量が少なく、採石・運搬・加工とも人手も頼らざるを得ないことから、世界的に貴重な特産品とされています。100年ほど前から、耐熱性に優れているという特徴を活かして、この石で鍋や釜や鉢が作られるようになり、それで調理したビビンバや釜飯がおいしいということで全国に広まりました。
耐熱性というだけでなく、熱の伝導性がほどほどに良いために、食材が遅すぎず早すぎずじっくり暖まって、焦げ付いたり変色したりしにくいし、また焼き肉の場合は肉が収縮して硬くなることがない。しかも、調理後は保温性があって、すぐに冷めない。さらに、石が熱せられたときに発する遠赤外線が食材に良く浸透する、といった効果があるようです。
火に強いと言っても、新品をいきなり強火に掛けると割れる恐れがあるため、最初に牛乳を入れてゆっくり湧かして石に脂肪分を染み込ませたり、さらに内側と外側にごま油などを薄く塗って弱火にかけることを何度か繰り返すのが良いと言われます。最初は灰色の地に結晶が模様を作っているのが、そのように養生して、さらに使い込んで行くに従って油が染み込んで、美しく黒光りするようになります。
種類としては、焼き肉用の平らな板(縁に溝があって油が溜まるようになっている)、ビビンバ用の鉢、鍋物用の耐熱ガラスの蓋が付いた鍋、蓋も同じ素材の重いものが付いている釜――などがあります。私のところは、ずいぶん昔に韓国料理の先生を通じて数種類をワンセットで本国から取り寄せてもらったので、値段も忘れてしまったし、「日本でも売ってるのかな?」と思ってインターネットで検索すると、(こういうことがすごく便利なんですね)たちまち千葉の墓石屋さん(!)と、どういうわけかフジカラー(!)のホームページのショッピング・コーナーに見つかりました。
墓石屋さんのほうは、千葉県大多喜町の(株)シモノの石材部小物通販事業部<http://www.shimono.co.jp/jul97/sale/inport/isinabe/isinabe.html>で、いくつかの鍋の写真がありますが、一番大きい直径22センチのもので5000円。意外に安いです。私の家のを計ると21センチでしたので、これだとご飯は5合くらいは炊けると思います。
フジカラーのほうは<http://www.fujicolor.co.jp/olshop/sekki_1.html>、ガラス蓋付きの30センチの鍋の写真が出ていて、これは9800円です。フジカラーという会社もこんなもの売って、変ですね。
別にインターネット通販でなくとも、上野の「キムチ横町」などでも店頭に並んでいるのかもしれません。お米の味にこだわりたい方は是非お試し下さい。
ちなみに、先日は、その石釜で、鴨川の無農薬「長狭米」を三分搗きにして炊いたら、非常にうまく炊けて感動しました。(1)前夜のうちに研いで、米の1.3倍ほどの水に浸けて一晩置く、(2)朝になってから、まず強火で約10分炊くと吹いてくるので、ちょっと我慢して15秒ほど長めに吹かせる、(3)弱火にして20分、(4)最後に20〜30秒、強火にして止める。
実はこの時間配分と火加減は、搗いていない玄米を圧力釜で炊くときのもの、そのままです。石釜の蓋が重いので、圧力釜に近い性能があるということでしょう。ということは、もうちょっと水を増やして浸す時間を長くして、さらに吹くまでの時間も13分くらいかかるように中強火に調節すると、この石釜で玄米そのものも上手に炊けるかもしれません。今度実験してみます。
しかし、三分搗きだと何の抵抗感もなくおいしく食べられるし(白米よりこくがあって、むしろいいかもしれない)、出る糠の量も多くないので、ちょっと炒ってから味噌汁や煮物に一振りずつ入れたり、後で冷やご飯をチャーハンにする(これがまた美味い)時に振りかけたりすると、玄米のビタミン・ミネラルを無駄にせずに全部食べてしまうことにもなります。というわけで、目下、この三分搗きに凝っています。
●文字化け問題・続報
帯広のログハウス会員である喜田研一さん(ダイヤモンド・データサービス社システムサポート部長代理)から、次のようなお知らせがありました。見てみると、どれも大変良くできたサイトですので、この問題で悩みのある方はご参照下さい。
◆メールの文字化けに関する調査の御参考までに、ご存知かとは思いましたが、以下、関連情報のホームページアドレスです。
○インターネットメールの注意点――文字化けに関するBible的存在です。
<http://www02.so-net.ne.jp/~hat/imail/cover.html>
○漢字コードについて――かなり専門的内容です。より深く理解したい方向け。
<http://wakusei.cplaza.ne.jp/twn/wwwkanji.htm/>
○文字化けメールと添付ファイルについて
<http://www.ask.ne.jp/~yoshi/email/code_change.html>
○文字化け関連ページのアドレス
<http://www.eva.hi-ho.ne.jp/rainbow/howto/kihon03.html>
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