農と言える日本・通信 No.31  2000-07-27               高野 孟

●8月25〜27日“十勝大集合”の日程が決まりました!

 恒例の十勝サマージャンボリーが1ヶ月後に迫り、3日間の日程がほぼ固まりまし た。

 牧場でのビール&サウナ&乗馬、秘境「然別湖」での温泉&自然満喫、鹿追で乗馬トレッキング、帯広市内のレストラン「ランチョ・エルパソ」ジャズライブ&ビアパーティ、坂田明出演の「ポロシリ音楽祭」等々、盛りだくさんでなおかつオプション豊富な濃密的3日間となります。

 基本日程は、25日朝7時40分羽田発で行って、27日19時25分帯広発最終便で帰京ということで、出来るだけこれに合わせて頂くと現地側の空港送迎の手間が省けるのですが、もちろんご都合で遅れてくるとか、早く帰るとか、月曜日までいたいとかは可能です。
 
 今のところ判明している限りでは、高野夫妻は25日朝一番に乗って、27日は夜にチベット歌舞団のコンサートがあり(一応、高野が実行委員長なのでどうしても行かなければならず)午後の便で帰京。福田桂子さん(ピアニスト)、三枝祥子さん(作曲家=三枝成彰夫人)、小林さかえさん(テノール歌手=小林一男夫人でピアニスト)のモンゴル旅行3人組は25日朝一番で行って、27日はたぶん最終便で帰京。福田さんと三枝さんは「馬はちょっと……」でビール&サウナのほうに関心がありそう。小林夫人は7月にモンゴルで馬に魅せられてしまい、馬に乗りたいために参加です。

 居酒屋「はじめ」亭主=新井欣三さんは土曜日に来て日曜日最終便で帰京です。西城まみさん(インサイダーの西城鉄男夫人)も、たぶん基本日程で参加です。今はお義父さんの面倒を見るために佐賀に“単身赴任”中で、暇なので近所で毎日乗馬の特訓をしているとか。長駆、九州から馬に乗りたい一心で参加です。

 大阪在住の地ビールの元祖で「醸自倶楽部」(ビールは自分で醸造するものだ!という主張)の山本ジョージさんからも「大阪から何人かで乗り込む」と連絡がありました。毎日新聞の近藤憲明さんは、今回は青森ねぶた旅行に夏の予算を取られたためお休みです。

 連合の鈴木英幸さんは8月中頃に牧場に行くらしいからこの時は来ないのかな。日刊ゲンダイの二木啓孝さんは帯広の娘と孫に会いたいんじゃないの? 鴨川自然王国に移住してしまった渡辺英理ちゃんは「休暇をとって行くんだ」と言ってましたが藤本国王のお許しは出たでしょうか? 札幌の後藤良忠さんはまた遊びにみえますか?

《25日》

昼〜  
 牧場リバティファームでのんびりビールを飲んでサウナに入る。
 乗馬の初心者教室&近所散策。ニジマス釣りもあり。
 牧場で過ごしたあと「紫竹ガーデン」など近くの観光も出来ます。

午後〜
 十勝渓流塾と日甜会議の合同懇談会。十勝の新鮮食材でバーベキ ュー」をしながら、日甜敷地活用計画を話し合います(図書館誘致、ほたるの里計画、2001年「新世紀音楽祭」、モンゴルパオレストラン構想など)。

夜〜
 8時頃に大雪山麓の秘境「然別湖」の温泉ホテル「風水」に移動、宿泊。

★「十勝渓流塾」は、牧場主の平林英明さん夫妻はじめ、我々をいつも世話してくれるデザイナー&エッセイストの吉田政勝さん、隣の牧場の和田さんや春日さんら 地元の方々と我々東京組が十勝の未来を語り合う(と称して飲んだくれている)場の ことです。

★「日甜会議」は、北海道の名門企業「日本甜菜」の帯広市内にある広大な元の本社工場敷地を活用して、コンサートホール、レストラン、図書館などを中心とした一大「文化村」を建設しようという夢のプロジェクトで、日甜の事業所長の河西さんや研究所長の佐山さん、十勝渓流塾の平林さんや吉田さん、10年前に東京から事務所ごと十勝に移住して世界的に活躍する景観設計家の高野文彰さん(農家を改造した自宅に自家用馬場を持って国体にも出場する馬術家!)、そのほかたくさんの方々が参画しています。今回は、同じ牧場内に小屋を持つ坂田明さん(サックス奏者&ミジンコ研究者)、新田紀敏さん(十勝の森林行政の仕事をしていて、「ドングリビール論 争」に参入して学者たちのいい加減な意見を粉砕した人)も加わる予定です。

《26日》

朝〜
 然別湖の超自然の中で遊ぶ。散策、遊覧船、カヌー、等々。

午後〜
 鹿追ライディングパークで雄大な高原を野外乗馬。馬に乗らない方には、温泉巡り、農民画家=神田日勝記念館など、オプションを用意します。

夜〜
 帯広に戻って、平林さんのレストラン「ランチョ・エルパソ」で、車椅子のトランペッター=アサやん&地元バンドのジャズライブを楽しみながら宴会。「ひげ」 で二次会。

 宿泊は牧場の小屋。主婦連の皆さんには市内のホテルワシントン(安くてきれいなビジネスホテル)もしくは北海道ホテル(ウッディな造りの一流ホテルで温泉もあり)のオプションあり。

《27日》

朝〜
 牧場遊びなど基本的に自由行動。
 坂田明が出演する「ポロシリ音楽祭」が、車で10分ほどの八千代牧場で10時から開かれるので希望者は参加。

午後〜 同上

夕方  平林推薦のラーメンを食べて空港へ……。



●“鴨川大集合”は8月5〜6日大豆の草取り、7日は 夏祭りです!

 8月5日(土)〜6日(日)は、2回目の大豆畑の草取り。人海戦術と超近代兵器で雑草を一掃します。また、翌7日(月)は、自然王国のある大山地区の大山高倉神社(大山不動尊)のお祭りです。白装束に身を固め、昔ながらの古い大きな御神輿を担いで2〜3時間かけて練り歩き、最後は大山不動尊の本堂に奉納するのですが、疲労とビールの酔いでフラフラになりながらも、この本堂までの心臓破りの石段を登って御神輿を次々に引き上げるところで、お祭りは最高潮を迎えます。

 日本の民俗文化の息づかいが聞こえるような今時珍しい本格的な村祭りなのですが、農作業同様、御神輿担ぎも人手が重要ですので、屈強な若者、熟年、大歓迎です。ちなみに今年は、自然王国理事・山賊クラブ若頭の石田三示さんが、大田代組の組長として指揮を務めるので、その勇姿にもご注目ください。

《5日》
12:00 トラスト世話人会
13:00 参加者集合(山賊小屋)、作業の説明、自己紹介
14:00 大豆畑の草取りなど
18:00 夕食&宴会

《6日》
07:00 起床、ガンコ山散策
08:00 朝食
09:00 大豆畑の草取りなど
11:30 風呂・シャワー&昼食
13:00 解散
 ※ひき続き、滞在可能な方は、ぜひ夏祭りにご参加ください。
13:00 森林作業など
16:00 宴会(前夜祭)

《7日》
07:00 起床
08:00 大田代集落出陣式
12:00 不動尊境内で昼食大宴会
 ※夜は各地区から山車が出て大山小学校に集結し、納涼大会です。

 参加申し込みは、7月28日(金)までに、トラスト事務局に電話、FAX、Eメールにてご連絡下さい。御神輿担ぎは、安全対策上、事前に氏名の登録が必要ですのでその旨お申し出下さい。また、参加の際は、「参加の方法と若干の決まりごと」のページをご覧のうえ、事前に必要事項をご確認下さい。公共の交通機関でいらっしゃる方は、先のページをご参照のうえ、必要な予約等を済ませ、事前に王国のトラスト事務局までご連絡下さい。所定の場所まで、王国スタッフが迎えに行きます。 ▲