「みえない雲」

4/24 参加者の感想


チェルノブイリ事故22周年目の4月イベント、東京ではドイツ映画「みえない雲」上映会&池田香代子さん講演会を行ないました。表紙に横浜会場の感想とあわせて、一部掲載しましたように、この映画は観客の心を大きく揺さぶったようです。約300人の来場者のうち69名の方がアンケートに答えてくださいました。そのうち39名の方が子ども基金のイベントは初めてとのことです。このイベントが成功したことを数字は表していると思います。20年目の年末から日本の映画館で上映されたとき、ドイツと違って、今ひとつ人気が出なかったのが不思議です。みなさまのまわりでも上映会をご検討くださいますよう改めて呼びかけます。上映の費用、チラシなどについて相談にのります。事務局まで気軽にお問い合わせください。(Tel&Fax 03−5228−2680)

○時間を作って見に来てよかった。映像がきれいなだけにメッセージが強烈に伝わってきました。

○原爆の映画より現在でも起こる出来事なのでインパクトが強いと思います。学生にも充分伝わると感じました。

○弟が車にひかれ、どうしょうもなくその場に亡きがらを置いていくシーン、雨に打たれる姉の笑うしかない、そのまま倒れるシーン、胸が痛かったです。

○多くの方にこの映画を見てほしいです。

○原発の怖さ、日本の政治の現状と日本の推進勢力のおろかさを思い知りました。

○原発の怖さがよくわかる映画でした。文字や話しだけではわからない映像の迫力ですね。

○日本もこの映画以上のことが起こる可能性があるってことを激しく認識しました。日常の生活で薄れてしまいがちでしたが、原発事故についてやはりもっと深く考え、自分の国についての将来を国民が考えていかないと、と思いました。

○自分の現実の生活と結びつけて考えさせる映画でした。

○二度とあってはいけない。

○とてもいい映画でした。応援したい。

○核の問題は人類の存続に関わる重要な問題です。

○素直に観られる内容だった。よかった。

○まるで戦争よりひどいじゃないか。

○ショッキングな内容でしたが、その時どうなるか、実感できました。

○今回、ドイツ映画だということで来たのですが(ドイツに1年留学していたので「ドイツ」にピンと来てしまいました)、とても興味深く楽しめて、でも同時にいろいろなことを考えさせられる映画でよかったと思います。原発のこと、あまり緊急で身近に感じていなかったのですが、これからはもっと注意深くなって情報に触れられるようにしていこうと思います。

○話しで聞くのと映像で見るのでは大違い。リアルタイムで上映を見られず、今回見ることができてよかったです。

○あらためて原発について考えるよい機会となりました。六ヶ所再処理工場だけでなく日本中の原発を停止するべく働きかけを一歩ずつでもして行きたい。

○素晴らしかったです。

○原発の怖さをリアルに感じるこができました。
○丁寧に作られている映画で、もっと見られてもよい映画だと思いました。

○これをみて終わらせてはいけない。自分にできることを考えたい。

○話しを聞いただけではわからないな、と思いました。とてもよい映画でした。他の人にも勧めたいです。

○男の子がかわいそうだった。でもそういうことがとめどなく起こるのが現実でしょう。主演の女の子がチェルノブイリの影響を受けた障害者だと聞いてよけい胸にせまった。若い人が美しい。

○どんな困難なことがあっても前向きに生きることの大切さ、愛する人がいるということは人生を生きて行く上で大切なことだなあと思った。

○日本は、ドイツよりも原子力発電所を有しています。原子力のこわさ、今一度認識できました。

○チェルノブイリ原発事故は絶対に忘れてはならない悲しい事故だと思う。

○今、できることを子どもたちと考えていきたいと思います。

○フィクションだとは思えなかった。主役の女の子、とてもすばらしかった。

○この映画のこと、まったく知りませんでした。もっと宣伝してほしい、広い範囲に。

○後半の被害が続くところから考えさせられた。チェルノブイリが22年経った今も被害が残っている点に核のおそろしさを考えさせられた。

○日本で起きたらどうなるのかと思うと、ぞっとする。原発はやめるべきだと思う。

○ヒロシマやアウシュビッツの映像が思いだされ重なって、とても悲しかった。二度とこのような事のない世界を!

○最後に多少の救いがあって、よかった。

○原発を進めている人たち全員に見てもらいたい映画です。柏崎でも上映があったと聞いています。私たちが原発を止められないなら、「みえない雲」はフィクションから現実になってしまうでしょう。

○とても理解しやすく、ただ悲惨なだけでなく、ストーリーもしっかりしていたのでよくできていると思いました。

○現実の生々しい出来事に身に迫るものがありました。放射能の雲が迫ってくる時の人々の逃げる姿は、大都会での大災害(大地震?)の時の様子に見えました。私たちは足元で何ができるのか(活動)、考えさせられました。

○重いです。けれども多くの人に見てほしい。こんなリスクを私たちは便利な生活を引き換えにおこっているけれど、それでいいのかと・・・・

○1986年当時18歳だった私は40歳になってしまいました。だから、若い人に届ける必要を感じています。

[注] 感想文の全文はこちらに掲載しています。



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