チェルノブイリの歌声
〜みなさんからのおたよりのコーナー〜
コンサート感想より
12/8(金)横浜本郷台
お陰さまで〔ナターシャ・グジーコンサート〕を成功のうちに終えることができました。ナターシャ・グジーの歌の透明に済んだ声が今も聴こえています。ピアニストの藤木明美さんもとてもよろこんでいました。お二人の舞台は時空を超えて異次元に居るような気がしたと聴いて下さった方々の言葉です。講演の藤田祐幸さんのお話もとても興味深くお聞きいたしました。今年はチェルノブイリ事故から15年目。原発の恐ろしさをもっと人々に伝えていかなければと思っております。
(ナターシャグジーコンサート実行委員会湘南 笠原祥子)
12/10(日)高木仁三郎さんを偲ぶ会
「脱原発の世紀へ!」
「今日は高木さんのために歌います」
日本の反原発、脱原発市民運動のリーダーだった高木仁三郎さんが昨年の10月8日亡くなりました。チェルノブイリ事故についても、原発推進側による被害の徹底した過小評価と日本の原発は安全という宣伝に対して真っ向から論陣を張り続け、それは現在も原子力資料情報室の仕事の重要なテーマとなっています。
12月10日の午後、日比谷公会堂で「高木仁三郎さんを偲ぶ会」につづいて同じ会場で「脱原発の世紀へ!」〜とめよう!再処理・もんじゅ・プルサーマル〜という集会を行ないました。この「脱原発の世紀へ!」の中盤でナターシャ・グジーさんに20分ほどでしたが別会場から駆け付けて、歌っていただきました。
救援を訴え、そして、最後に「今日は高木さんのために歌います」と言って歌い始めましたが、舞台左上の写真パネルの高木さんがナターシャを見て微笑んでいるような気がしました。
この世の中で最も悲しいのは子どもが病気になることだと思います。救援をそして脱原発を!
(脱原発の世紀へ!実行委員 高木章次)
2/15(金)名古屋
自治労名古屋市労働組合では「チェルノブイリへ粉ミルクを送る運動」にも取り組んできましたが、ナターシャの活動を新聞で知り、ぜひ名古屋でも開催したいと思い、手作りで準備を進めました。
忘年会シーズンではありましたが、250人ほどの組合員や市民が来場し、ウクライナの悲劇への「想い」をこめたナターシャの歌声に心を打たれました。
終演後、観客から「『ふるさと』を歌っている時、彼女の心情を察すると涙がでました」との感想もありました。また、「友達にもぜひ聞かせたい。」との声がたくさん寄せられました。
(自治労名古屋市労働組合 森一正)
2/17(金)川和保育園 父母の会
折にふれ、チェルノブイリ原発事故で被災した多くの人たち、なかでも子どもたちのことを身近に想いながら毎日を送っている川和保育園の子どもたち・父母たちの心には、ナターシャさんの歌声とバンドゥーラの音が、日本の広島や長崎の物語と同じようにこの先ずっと語り継いでいかなければならない悲劇と再生の物語として、きっと深く響いたことでしょう。最後にお別れをする子どもたちの見開かれた眼に宿った親しみと、一人一人言葉を交わすナターシャさんの笑顔の中に、とってもあったかいものを感じながら、そう確信しました。
(川和保育園父母の会
原発の恐ろしさを知る会 礒辺憲央)
2月17日、素晴らしい講演会とコンサートがありました。唯一の被爆国である日本の医師として、ご専門を治療・研究に生かされている本村智子さん。身近にこのような方がいらしたことに心強いものを感じました。続いてのナターシャさんのバンドゥーラと声の美しさ。行ったことはありませんが、ウクライナの自然が彷彿とされました。故郷の民謡を愛し、歌い継ぐナターシャさんを羨ましく思うと同時に、彼女の救援活動の成功を祈らずにはいられませんでした。
(川和保育園父母の会会長 笹川敦子)
振込用紙より
ボランティアの皆様、事務局の皆様、寒い時期お体を大切になさってご自愛ください。
東京都日野市 I.Jさん
5年生が学校で開いたフリーマーケットで得たお金を、命を救うために役立てたいと送らせていただきます。ビデオ(BS特集)をみて、心を打たれた子どもたちです。お役に立てばうれしいです。
東京都世田谷区区立松原小学校
今年もよろしくお願いします。去年、里子の御両親から手紙を頂きました。支援金をちゃんと受けとってくれているとの事と、“なぜ(あなたは私たちのために)支援して下さるのか”という内容でした。充分な答えなど無く、その時ははぐらかす様な事しか言えませんでした。一番はじめは“同情”からでした。でも今は里子の頑張りをずっと遠くから見守りたいからです。すごくエゴイスティックですが今の正直な気持ちです。
兵庫県尼崎市 T.Kさん
三人の子どもたちのお年玉から寄付させていただきます。
埼玉県本庄市 Aさんご家族一同
この募金がチェルノブイリの子供さんにとって夢と希望をもてるために少しでもお役に足れば嬉しく思います。
東京都練馬区 Y.Cさん
♪事務局から:いつもご支援ありがとうございます。新年には心のこもった年賀状を多くいただきました。ありがとういございました。紙面にてご挨拶させていただきます。返信分の通信費を救援活動に充てさせていただきます。
皆さんからの声をお待ちしています。
ニュース目次へ
|