各地主催者からの報告 「新潟公演を終わって」 新潟県実行委員会事務局 南雲正則 コンサートの当日の朝、いきなり予定していた新幹線に乗り遅れたとの連絡に右往左往してはじまった新潟公演でした。しかし、終わってみれば、そんなこともあったなぁと良い思い出になっています。 今回の公演では、来場者数800人を越え,大成功を収めることができました。3年前は県内第2の人口を抱える長岡市で開催し、430名を集客しましたが、今回は北魚沼郡小出町という、きわめて保守的で人口の少ない地域での開催となり、当初は集客出来るのか不安で一杯でした。しかし、多くのスタッフに恵まれ会議を重ねるごとに売券枚数が増加する、とても楽しい実行委員会となりました。 さて、公演内容も本番での出演順序の逆転など、予期せぬハプニング等もありましたが、コンサート後のナターシャ・グジーの日本語での訴えに、多くの入場者は心を打たれたようでした。38度の高熱を抑えながら元気に歌い・踊ってくれたカリーナには大変頭が下がると同時に大変申し訳なくも思いました。 公演に来場されたお客様からは、リピーターになりたい、また来年も開催してほしいという意見を頂きました。 また、当初来県予定だった広河さんにおかれましては、健康にご留意頂き今後も益々ご活躍いただきます事を祈念いたしまして、新潟県実行委員会の報告とお礼の挨拶に代えさせていただきます。 新潟公演会場アンケートから ■事故から15年たち、苦しみ悲しんできたことが伝わりました。(泣けました)今日ここにきてよかったです。この悲しみを乗り越えるまで応援しています。頑張ってください。ファイト!!(10代・女性) ■ずっと前からコンサートには来たかったので、聞きに来れて嬉しかったです。ナターシャの歌、圧巻でした。言葉はわからなくても魂の叫びが伝わってきて、涙が出そうになりました。バンドゥーラの音色ももの哀しくて素晴らしかった。本当に素晴らしい舞台でした。あなた達の苦しみは私たちの苦しみです。世界中から苦しみがなくなって、心安らかに暮らせる未来を描いています。一緒に頑張りましょう。(30代・女性) ♪事務局より:チェルボナ・カリーナ全国公演は、かわいい幼稚園児による和太鼓とともに米どころ魚沼の地で幕を開けました。ラジオ、新聞、テレビではカリーナのことが流れ、広い新潟県全域から人々が集まり、山間の静かな町がにわかに活気づいていました。 |