チェルノブイリ18周年救援キャンペーン
チェルノブイリ18周年救援コンサートとして、日本で歌手として活躍しているナターシャと、ウクライナから迎える妹カーチャの2人のコンサートを開催します。ウクライナの民族楽器バンドゥーラの共演と、元チェルノブイリ原発職員で、事故処理作業にも携わったミハイル・グジー氏の事故当時の貴重なお話しに加え、各地主催者がそれぞれ独自のプログラムを予定しています。(ミハイル・グジー氏の出演する公演はご確認ください)
【大阪】4月17日(土)/アピオ大阪小ホール
午後1時開場 1時半開演/地下鉄・JR森ノ宮駅/主催・問合せ:自然環境センター・チェルノブイリ救援コンサート実行委員会/TEL&FAX:072-843-1904
■初日の大阪は、できるだけ若い人たちや新しい人たちが参加してくださるようにと配慮しました。共演者は皆、チェルノブイリを知らない10代、20代の人達です。しかも大変豪華な顔ぶれになりました。まず大阪府立淀川工業高校グリークラブは、全日本合唱コンクール、NHK学校音楽コンクール全国大会に16回出場し、金賞7回、銀賞5回を受賞。白鷺中学校コーラス部も、NHK大阪府大会で金賞、近畿大会で銀賞を受賞している実力校です。加賀丈子さんの津軽三味線も、若い女性の迫力ある演奏で、ナターシャ・カーチャ姉妹への大きなエールになることでしょう。その他、写真展やバザーもあり、コンサート終了後の第二部も企画中です。お楽しみに。(池島芙紀子)
【奈良】4月18日(日)/奈良市ならまちセンター
午後1時半開場 2時開演/近鉄・JR奈良駅/主催・問合せ:チェルノブイリ救援コンサート実行委員会/TEL&FAX:0742-71-8795
■チェルノブイリの事故のために故郷を捨てなければならなかった人々や、小児科医、教師などベラルーシの人々との交流を通じて、いつも他人事ではないと思ってきました。「奈良脱原発ネットワーク」「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」「子どもエコクラブPeace」が実行委員会を組織し、コンサートを開くことになりました。ぜひ成功させたいと思っています。(堀田美恵子)
【横浜】4月22日(木)/横浜市南公会堂
午後6時半開場 7時開演/横浜市営地下鉄蒔田駅/主催・問合せ:チェルノブイリ18周年救援コンサート横浜公演実行委員会/TEL:045-773-7805(夜間)
■ここ数年、毎年横浜でコンサートをしてきた私たちにとって、横浜市南部でコンサートを開催することで、初めて来てくださる方も多いものと考えています。今回は、ナターシャだけでなく、妹のカーチャとの共演に、地元高校生の弦楽演奏とPTAの合唱団が加わり、新たな交流が生まれるものと思います。たくさんの方が会場に来てくれることを願っています。(横浜公演実行委員会)
【埼玉】4月24日(土)/リリックおがわ
午後2時半開場 3時開演/東武東上線小川町駅/主催・問合せ:チェルノブイリ18周年救援コンサート小川町実行委員会/TEL&FAX:0493-73-1478/
y11h9fam@minuet.plala.or.jp(藤村)
■チェルノブイリ事故は、ヒロシマ、ナガサキに次ぐ第3の放射能被曝ともいうべき惨害です。事故の記憶が薄れる中、被曝した子どもたちは、今も充分な医療・援護を受けられずにいます。被爆国である私たちには、チェルノブイリの被曝者たちを支援し、連帯する責任があるのではないでしょうか。被曝者であるナターシャ姉妹の演奏にこめられた思いを受けとめ、その訴えに耳を傾けようではありませんか。コンサートを成功させるため、お力をお貸しください。(実行委員長・渡辺礼一)
【東京】4月25日(日)/セシオン杉並
午後3時開場 3時半開演/地下鉄丸ノ内線東高円寺駅/主催・問合せ:チェルノブイリ子ども基金・東京公演実行委員会/TEL:03-5376-7897 チケットのお申し込みは同封の振込用紙もご利用できます(4月16日消印有効)。
■あの忌まわしい事故から18年。当時の赤ん坊も成人を迎えました。ですが、彼ら彼女らの体内深くに巣食う放射能の害は、被曝二世の中から新たな犠牲者を生み出すかも知れません。愛する者との結晶を育むのは人として当たり前の喜びであり、営みであるはずなのに、それは不安と恐怖に取って代わられるかも知れないのです。姉妹共演の実現など、例年にないプログラムでお送りする今回の救援コンサートを通じて、支援の輪がより一層広まることを願ってやみません。(宇治橋哲)
【三重・いなべ】4月27日(火)/泉称寺本堂
午後6半開演/主催・問合せ:真宗大谷派泉称寺救援コンサート実行委員会 TEL:0594-74-4783 FAX:0594-74-2583/
kumari@m2cty-net.ne.jp
■昨年、東京で初めてナターシャの透き通るような歌声にふれました。それは、民族楽器バンドゥーラで物語るチェルノブイリと、そこに生まれ、そこに生きてきた魂そのもののメッセージでした。かつての豊かさと今の悲しみを、原発事故を引き起こした人間のごう慢さに、それでも枯れずにうごめいている、生きようとする魂に語りかけるようなものでした。日々失われていく自然環境のただ中にあるぼくたちの町に、ナターシャさんをお迎えすることができてうれしく思っています。(尾畑)
【三重・和歌山】4月29日(木・祝)/御浜町中央公民館
午後5時半開場 6時半開演/JR紀勢本線阿田和駅/主催・問合せ:チェルノブイリ18周年救援コンサートin紀州実行委員会/TEL:080-3104-7431
■東京から一番遠い地の熊野路で、3度、チェルノブイリ救援コンサートを、三重・和歌山の県境を越えての実行委員会を作ってできたことを非常に喜んでいます。今回は、ナターシャ・カーチャ姉妹の実父ミハイル・グジーさんと、地元新宮で長い間チェルノブイリの子どもたちへの医療面での救援活動に関わってこられた二河道夫・瑩子夫妻の講演、地元フォークグループ「わがら〜ず」、ピアニストの大野美好さん、木本高校吹奏楽部の出演もあり楽しみです。また、広河隆一さんの「チェルノブイリ・世界の核汚染」の写真展も同時開催します。(チェルノブイリ18周年救援コンサートin紀州実行委員会)
【岐阜】5月1日(土)/多治見市文化会館小ホール
午後2時半開場 3時開演/JR中央線多治見駅/主催・問合せ:東濃チェルノブイリ原発事故18周年被災者救援会/TEL&FAX:0572-69-2157
■今回、核施設建設を強引に進める岐阜県東濃で、ナターシャ姉妹のコンサートと神田香織さんの講談を開催できることは、たいへん意義あることと思います。今、世界は原爆であれ、原子力発電であれ、劣化ウラン弾であれ、核物質を利用すれば、必ず核汚染が限りなく広がり、続く。人々は、核を監視し、おびえながら暮らすことになってきた今、チェルノブイリ原発事故を越えて、神田さんの講談、ナターシャさんの歌は、限りない人間愛への強い希望を歌い上げていると思います。これを機に静かな第一歩を踏み出すチャンスになればうれしいです。(大泉讃)
- 後援:外務省・ウクライナ大使館・ベラルーシ大使館・ロシア大使館・ルフトハンザドイツ航空ほか
- 詳細は各地主催者までお問い合せください。このコンサートを支えてくださる方は、グジー賛同金と して1口2000円を同封の振込用紙にてお寄せください。
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