ベラルーシ・ウクライナニュース


原子力安全グループのサイトから

04/04/22
ルカシェンコ大統領は21日、チェルノブイリ事故汚染地への10日間旅行を開始した。大統領はゴメリ州Petrykauで、汚染地域からの大量移住はソビエト政府の誤りであり移住によってゴメリ州全体とモギリョフ州の半分が破壊された、と述べた。

04/04/27
チェルノブイリ事故18周年の26日、ミンスクで反対派青年ら約1000人が集会を開きデxモを行った。デモの後、警官が主催者に、不許可デモを理由に警察署への召喚状を渡した。

04/04/28
ミンスク地区裁判所は27日、前日チェルノブイリ18周年の不許可集会を行った罪で、ベラルーシ人民戦線副議長のMikhalevichに拘留10日間、統一市民党のHraznovaに対し罰金2000ドルの判決を下した。

04/04/26
キエフで25日、チェルノブイリ事故18年にちなみ、健康補償を要求して数1000人の事故処理作業者がデモを行った。「国家の収入は増加しているのに、チェルノブイリ犠牲者への費用は減少している」と、チェルノブイリ同盟のAndreyevは語った。

注)チェルノブイリ関連ニュースは、驚くべき少なさです。現地でさえ風化しつつあるのがわかります。

04/05/04
ミンスク地区裁判所は3日、反対派の青年戦線活動家Dashkevichに対し、チェルノブイリ事故記念日に不許可デモを組織したとして15日間の拘留を言い渡した。グロードゥナ地区裁判所は同日、小売商ストライキ委員会のLevaneuskiに対し、メーデー集会のビラを配ったとして15日の拘留を判決した。

04/05/04
パリの「国境なきレポーター」グループは3日、2003年の「報道の自由抑圧者」37人を発表した。発表リストには、ウズベキスタン、エリトリア、ミャンマー、イランなどの支配者とともに、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領とクチマ・ウクライナ大統領が入っている。

04/05/25
全ロシア公衆意見センターが、ベラルーシやウクライナと協力して行った世論調査によると、大多数の人々は3カ国の協力関係推進に賛成で、それに反対は、ウクライナとロシアで6%、ベラルーシで10%であった。また、ベラルーシの28%は「統合ヨーロッパ」への参加を望み、ウクライナの23%は「スラブ連邦」を望んだ。

04/05/05
クチマ大統領は4日、EUに新たに加盟した10カ国のリーダーに祝福の電報を送った。電報で大統領は、「ウクライナはつねに、EUの拡大とその安定、繁栄、民主主義を歓迎するが、ウクライナなしに統一ヨーロッパは完成しない」と述べた。

04/05/06
Interfax通信は6日、ウクライナの携帯電話使用者数は4月に4%増加し、750万に達した、と報じた。

04/05/10
キエフで9日、対ナチス戦勝59周年の退役軍人パレードが行われた。クチマ大統領は、ファシズムからヨーロッパを開放するためウクライナが800万人の犠牲を払ったことをヨーロッパは忘れてはならない、と述べた。ドニエプロペトロフスクのパレードには13万人が参加した。

04/05/18
最高会議は18日、イラクからの撤兵動議を19日の閉鎖議会で審議する提案を採択した。動議には反対派の大部分と政府支持派若干名の230人が賛成した。

04/05/21
クチマ大統領は20日、政府と州知事に対し、年末までに賃金未払いを解消するよう指示した。未払い総額は現在22億フリブナ(4億1300万ドル)である。

04/05/24
共産党のMishura議員は21日、大統領選挙でYushchenkoを勝たせるため西側の組織が、NGOへの資金援助で介入していると、最高会議で演説した。「外国からの介入には断固として対応すべきである」とMishuraは述べた。


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