ナターシャ・グジー・コンサート


コンサートスケジュール 7月

3日(火)  金子飛鳥プライベートアルバム「Ave」発売前夜祭 
開演:19時30分 会場:公園通りクラシックス 東京山手教会B1F 
問:03−342-4488

8日(日) こだいら国際交流フェスティバル 2007 
1回目 13時〜   2回目 15時〜 会場:学園西町地域センター 
主催:小平市国際交流協会  042−342−4488

21日(土)  第16回 多摩市平和展
14時50分〜 会場/パルテノン多摩 小ホール 
主催:多摩市、多摩市平和展市民会議 

♪コンサート開催ご希望の方、またメールマガジン(faxでも提供)配信ご希望の方はオフィスジルカのほうにお問い合わせください。Tel/Fax03-3692-9751  info@office-zirka.com  http://www.office-zirka.com

ナターシャ・グジーコンサートの感想

所沢市内の七つの「九条の会」を母体に、「平和のねがいin 所沢実行委員会」を結成して、1,000人規模の「憲法九条を守る手作り市民集会」を昨年12月5日と4月14日の2回開きました。そのいずれにもナターシャ・グジーさんが出演されました。

12月5日、所沢市内の周辺各地から参加した540人は、九条の会・事務局長の小森陽一さんの講演を聞き入り、民族衣装を着て、バンドゥーラを奏でながら歌う、ナターシャ・グジーさんの会場に澄み渡るソプラノに魅了されました。
 チェルノブイリ原発事故で被曝し、チェルノブイリの子どもたちを支援し続ける、ナターシャ・グジーさんはウクライナ民謡や日本の曲「コスモス」、「見上げてごらん夜の星を」など歌う合間に、原発事故で再び帰ることはない、消えてしまった故郷のことを語ると、会場に静かな衝撃が走りました。また、ナターシャさんと一緒に歌おうと、この日のために練習を積み重ねてきた、市内外混声合唱団80人が舞台にあがり、広島の中学生が作曲した曲「ねがい」の合唱にも拍手が鳴りやまず、会場との一体感あふれる内容になりました。

4月14日は、講師に暉峻俊子さん(埼玉大学名誉教授)を招き、「何のために九条をかえようとするのか」を財界や勤労者の実態を数字で紹介しながら、庶民の目線で問題点を90分話されました。この日のコンサートでは、妹のカーチャさんも一緒に舞台に立ち「深い井戸」など姉妹で歌いました。透明感のある姉妹の「天使の歌声」が会場に響き渡り、参加者に大きな感動を与えました。チェルノブイリの子ども達への支援カンパは、2回の集会で合計5万7千円集まりました。

平和のねがいin 所沢実行委員会 葛西 建治


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