緊急医療機器支援---お礼&その後の報告


◆1台目の寄贈についてお礼の手紙

敬愛するみなさまへ

超音波診断装置Toshiba-Nemioをお贈りいただきましたことに、心よりお礼を申し上げます。

この装置のおかげで、チェルノブイリ事故のあともその領域内に住んでいる事故被害者の検査数を増加することができます。また、検査の質が著しく向上し、私たちは甲状腺良性結節のエタノール硬化療法を臨床に導入することができました。 

最も初期段階の甲状腺癌腫を発見できるようになり、同時に治療において良性結節の必要部にエタノールを正確に注入することができ、治療効果を非常に高めています。その結果、子どもを含めた大部分の患者の不必要な手術を避けることができます。

みなさまのご支援に、深くお礼申し上げます。

心からの感謝と尊敬を込めて

2008年1月18日 キエフ
ウクライナ内分泌研究所 超音波診断部門主任
セルゲイ・I・マチャシュク

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◆まもなく2台目を寄贈 ・・・・・ 

おかげさまでたくさんの皆さまから医療機器支援への募金をいただきました。3月11日現在、640件合計8,149,000円(「カタログハウス読者募金」からの4,243,500円を含む)の募金をいただきました。8月に1台を寄贈した分の差し引きでは3,937,800円の残があります。

当初、50000ドルの見積もりでしたが、現地関係者の努力で1台35000ドルになりました。円高が進んでいる最中です。いつまで今の相場が続くかわかりませんが、昨年末のレート@115.15円で換算してみますと34000ドル、@105円では37500ドル。平均しても35000ドルを超えています。達成! と早速キエフ内分泌研究所に連絡しました。

ところが・・・「東芝キエフ側の都合により同じ機種が調達できない」との連絡が入りました。現在、研究所、東芝側に問い合わせ中です。もし、価格が変るのであれば、また寄贈が延期になります。なるべく前の価格に近いものを、と願っています。

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【悲しいお知らせ】
2007年9月発行の基金ニュースで紹介したベラルーシ・ゴメリのサーシャ。事故の9年後にこの町で生まれたサーシャは、脳腫瘍を発症。2008年1月29日に永眠。支援対象者となって、里親がみつかり支援が始まったばかりでした。2007年12月に体調が悪化して入院。その後病院で亡くなりました。13歳の誕生日の1週間前でした。

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数量限定特製

☆絵はがき☆
1枚 80円
5枚 セット

≪内容≫
チェルノブイリ22周年救援カレンダーより
写真:広河隆一  詩:石川逸子
収益金はすべてチェルノブイリの子どもたちへの支援金になります。
5枚セット(表紙、1月、3月、10月、12月使用)
1枚80円  送料1セット 80円
書くスペースが多いのが特徴です。お申込みはお早めに。
 
TEL/FAX 03-5228-2680
cherno1986@tokyo.email.ne.jp 

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