夏の特別保養―日本週間 甲状腺手術後の子どもたちの「特別保養」期間に96年より開催してきた「日本週間」。 来年は事故から17年経ち、甲状腺手術後の子どもたちのほとんどは16歳以上になる中で、今までのような形の「日本週間」は今年が最後かもしれないと進めていた。「希望21」では、昨年から甲状腺手術後の子どもたちと同時期に汚染地の病気の子どもたちを受け入れている。 今年は、今までの参加者を中心に、ボランティアによる、「護身術」「健康法(マッサージ)」「日本料理」「書道」「日本語」「知恵の輪(パズル)」「和傘作り」「万華鏡作り」等の教室を開催。また、最終日にはパン食い競争、二人三脚、日本通クイズ、借り物競争、箸つかみ競争などを取り入れた「運動会」を主催した。 ※ ※ ※ 2002年に2つのサナトリウムで子ども基金が支援した子どもたち。みなさまのご協力により、多くの子どもたちの支援ができましたことを感謝します。
参加者報告 参加者の方は全額自費負担の無償ボランティアとしてご協力くださいました。ありがとうございました。手術後の子どもたちのための医薬品を吹上共立診療所より寄贈いただきました。開催までの準備などでご協力してくださったボランティアの方、保養のために募金をお寄せくださった方々にもあらためて紙面にてお礼申し上げます。 なお、護身術、健康法(マッサージ)、日本語、書道教室を行った佐々木真理さん(9/28まで引き続き「希望21」で教室開催中)、知恵の輪教室を行った加藤菊緒さんの報告は次号で紹介する予定です。
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