チェルノブイリ子ども基金ニュース

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No.59 (2004/12/18) 目次

祝う10周年 希望21

みなさん
お元気ですか。
今日は太陽が出ていますか。
それとも雲がたれこめていますか。
白樺と松の林に、風が渡っていますか。
今日も子どもたちは、みんが元気にしていますか。
ひとりぼっちで、さびしい思いをしている子はいませんか。
私がはじめてこの場所に来たとき、白樺と松の林はありましたが、子どもたちはいませんでした。
建設前の建物の壁だけがありました。
「日本からの助けが必要だ」と私は言われました。
それから長い月日がたちました。
今この場所には、子どもたちの笑い声が満ちています。
私は、この場所が好きです。 ここで働く人々が好きです。
そしてここを好きになってくれる子どもたちが好きです。
私は日本に住む人々が、この場所を支えてきたことを誇りに思います。
チェルノブイリは恐ろしい事故でしたが、
この場所に子どもたちの笑い声が満ちている限り、 私たちは不幸を跳ね返していけると思います。
この場所に子どもたちの笑い声が満ちている限り 地球上のみんなに、 明るい未来が約束されるような気がします。
ベラルーシのナジェジダは、地球のみんなの希望です。
ここをみんなで守っていきましょう。

広河隆一



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